こんにちは、パワーストーンサイキックリーダーの藍です。
前回に引き続き、健康をテーマにしたお話です。
私自身は、元々はパン、ピザ、パスタが大好き。THE小麦粉です。太らなければ1日3食パンがいいというパン派でした。
ただ、私含めて、小麦ファンにとっては、とても悲しい今回の記事です。
アレルギーなんてない!と思っている人も、実は、普段の気だるさや疲れが、アレルギー症状だったりします。
■■ 目 次 ■■
普段の疲れ…じつはグルテン不耐症かも?
「ジョコビッチの生まれ変わる食事」という本を知っていますか?
今回の記事は、この本を参考に記事にしています。テニス選手で世界ランキング1位のジョコビッチ選手は、グルテン不耐症です。彼は、グルテンを一切食べない生活に変えたことで、肉体的精神的に生まれ変わり、世界ランク1位を安定的に保持しています。
ちなみに、グルテン不耐症とは、グルテンに対して、軽度のアレルギーがあるという意味です。
明らかな小麦粉アレルギーの人以外にも、本人が気づいていないだけで、実は、5人に1人は、「小麦粉不耐症」と言われています。
大好きな小麦粉が、なぜ悪者扱いされるの?!
あのふわふわパンの幸せな感じがたまらないのに…小麦粉がなぜ、私たちの体にとって良くないのか?分かりやすくお伝えしていきます。
諸悪の根源はグルテン
じつは、小麦粉だけが悪者、というわけではありません!諸悪の根源は「グルテン」なのです。グルテンは、小麦粉や、ライ麦、大麦などの穀物に含まれるタンパク質。健康に良さそうな全粒穀物製品にも、実はグルテンが含まれています…。
タンパク質、と聞くと、「え、体に良さそうじゃん」と思いますよね?
グルテンの性質
タンパク質なのですが、このグルテンがあると、私達の体は、ビタミンやミネラルをまともに消化することができないのです。
また、グルテンは砂糖よりもGI値が高く、急激に血糖値をあげます。急激に血糖値が上がると、脂肪を蓄えたり、肥満にも繋がりますし、感情の乱高下(怒りっぽくなったり)にも繋がります。
意外なことに、前回お伝えした白砂糖よりも、グルテンを含む小麦製品は、GI値が高いんです。
GI値の比較
【小麦食品】 | 【糖分が多い食品】 |
小麦麺 82 | スクロース(白砂糖)70 |
パンケーキ 80 | コカ・コーラ 63 |
コーンフレークシリアル 78 | 蜂蜜 58 |
全粒粉パン 72 | ポテトチップス 56 |
うどん 62 | アイスクリーム 49 |
スパゲッティ 47 | オレンジ 42 |
食べた後の副作用
そして、グルテンを食べた後の副作用は、どんなものがあるのか?よく食事後に、ぼ~っとしたり眠気が襲ってきたりしませんか?あれも副作用の一種です。
【5人に1人といわれるグルテン不耐症の場合】
・体が重かったり、疲れたり、気弱になる。
・集中力が散漫になる
・感情の制御がきかなくなる
・短期記憶が不正確になるなどの軽度の認知障害
・肥満、高血圧、糖尿病、心臓・内臓疾患・脳疾患、皮膚疾患などを引き起こす。
このほか、グルテンを全く受け付けられないグルテンアレルギー(セリアック病)という病気もあり、これは、生まれつきとは限らず年齢とともに発症することもあるそうです。
遺伝子組み換え…
そして、個人的には、この3つ目の理由が一番恐ろしいなと思いました。
最近の小麦粉やその他の穀物製品は、多くの場合(ほぼ100%)、遺伝子組み換えが行われており、人体にダメージを与えます。本来人間が耐えられるグルテン量の限界を越えてしまっているため、体にいろいろ悪さをしてしまうそうなのです。
それが、上記の副作用ですね。
農業遺伝子工学を研究する科学者は、「遺伝子組み換えされた小麦に含まれるグルテンは、自然界に存在するものとは構造的に異なる」と言っています。
遺伝子組み換えについて:
ネットでも、アメリカは遺伝子組み換え小麦を認定してない等、色々記載があります。「ジョコビッチの生まれ変わる食事」の本でいう、遺伝子組み換えについて、誤解の無いようにお伝えします。
現在栽培されている小麦は、1960年代の小麦とは似ても似つかないまったく別の作物です。国際トウモロコシ・コムギ改良センターは長年にわたり小麦の品種改良を続けてきました。(中略)
旧来の小麦から、「病気や日照りに強く、生育期間も劇的に短い矮小小麦(わいしょうこうむぎ)」が1960年代に開発され、この矮小小麦が何度も品種改良されて、今やかつての小麦とは全く異なるものになりました。
※参考元:ジョコビッチの生まれ変わる食事
矮小小麦の開発はかなり画期的だったみたいです。開発者は1970年にノーベル平和賞を受賞されており、矮小小麦のおかげで、全世界における総生産量が何十倍にもなったそう!この当時の矮小小麦から、従来の植物育種方法を使って、品種改良を重ねて重ねてきていることで、「遺伝子組み換え」と言っているわけですね。
グルテン・小麦粉が含まれる食べ物
グルテンが体に良くないことはご理解頂けたと思います。「なんか、体が重いなあ、だるいなあ。憂鬱な気分だなあ」というのも、グルテン不耐性かもしれないわけです!
では、グルテンが含まれる食べ物についてご紹介します。
【グルテンが含まれる食品(一部)】
・パン、ドーナツ、パイ
・10割そば以外のそば、うどん、ピザ
・小麦粉から作られたパスタ
・ケーキ、スナック、キャンディ、マシュマロ
・餃子、春巻き、クラッカー、シリアル、
・ビール、麦芽から作られたアルコール飲料、
・一部のワインも麦芽入り
【グルテンが含まれる意外な食品(一部)】
・加工された肉製品(ミートボール、ハンバーグ、ソーセージ)
・タンパク加水分解物入りの調味料、味噌、醤油、ケチャップ、麦芽酢など
・一部の乳製品(チョコレートミルク、フローズンヨーグルト、風味付きヨーグルト、麦芽入りミルク
・加工チーズ
・フライドポテトなどの揚げ物 などなど
ヨーグルトは、「生きた乳酸菌」と記載されてあり、糖分ゼロであれば良いみたいです。
小麦粉の代替品
@ジョコビッチの本より引用
キヌア、玄米、そば粉、あわ等を、ジョコビッチ選手はおすすめされてました。また、パンであれば、米粉パンもありますね。
本には、グルテンフリーのおすすめ食品が沢山記載されてあるので、興味がある方は読んでみると良いと思います。
古代小麦(グルテンは含む)
調べていくうちに、辿り着きました!今ほとんど流通している小麦は矮小小麦(フランケン小麦)ですが、紀元前9000~5000年頃に、特にヨーロッパで食べられていた古代小麦(スペルト小麦)があります。
スペルト小麦は、ディンケル小麦と言われており、天然の強く健康な植物で、極端な天候異変及び土壌条件に対処することができ、現在も品種改良がほぼ行われていないとされています。
その穀粒の例外的ともいえる厚い皮殻は、汚染物質や昆虫から内部の穀粒を守り、化学肥料、除草剤、殺虫剤や農薬を殆ど用いることなく栽培可能だそうです。
さらに普通の小麦よりも風味が豊かで、料理に使うとナッツのような香ばしさを楽しめるそうです。
スペルト小麦は収穫量が少なく、現代の小麦の品種と比べると半分ほどの量しか穫れなく、日本では、生産する農家さんも少なく希少な小麦なんだとか…。そして、スペルト小麦を使用するパン屋さんも欧米と比べて、非常に少ないのが現状…。
グルテンは含みますが、一般の小麦よりは含有量が少ないので、小麦を食べたいという方は、Amazon等で見てみてください。
参考にしたサイト
この記事全体におけるグルテンフリーについて
⇒ジョコビッチの生まれ変わる食事(本)
小麦粉の遺伝子組み換えについて
⇒ジョコビッチの生まれ変わる食事(本)
さいごに
明日のあなたの体は、今日のあなたの選択が作ります。
今や添加物だらけの食品ばかりですが、少しでも体にいいものを取りいれていきたいですね。
私はさっそく、デザートをヘルシーにできないかなと、グラノーラではなくオートミールを使ったデザートを作りましたが、おすすめです。また、約2年愛用していたBasebreadをしばらくお休みしようかなと考えています。
最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。
この記事があなたの参考になれば幸いです。
パワーストーンサイキックリーダー藍
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