こんにちは、パワーストーンサイキックリーダーの藍です。
今日は、前回に引き続き、ご縁についてお伝えします。
「悪いor悪いご縁を見分けるために直感を使う」
では、具体的にどうすればいいのか…と思われる方はぜひ読んでください。
私の体験談を通して、詳細にお伝えしていきます。私の話を読んで疑似体験しながら、あなたの直感を使って、良いご縁or悪いご縁か見極めてください。
■■ 目 次 ■■
体験談
当時22歳の私は、バックパッカー1人旅で、世界一周中でした。今日お話しする舞台の国は、エジプトのカイロです。初めてカイロに到着し、2日目の昼間、大通りを1人で歩いていました。
Story1:道端で出会った男性
雑多なメイン通りを歩いていると、身長180cm程の大柄な男性に話しかけられました。見た目は、肌の色的にエジプト人のようでしたが、目の色が少し変わっていて、異国の血が混ざってるような方。
急いでいたので、話しかけられても、早歩きは変わらず、そして、彼も私の歩くスピードにくっついてきて、ずっと話しかけてきます。
「旅行でエジプトに来てるの?1人旅なの?」
「出身はどこ?日本?」
「もうピラミッドは見た?」
とにかく急いでいたので、現地人とのコミュニケーションは好きなのですが、この時は困っていたのが正直なところです。が、…
「砂漠ツアーは行った?」
その彼の一言が、私の興味を見事引きました。
(砂漠ツアー!?そんなのがあるの?!行ってみたい…!)
でも、この時は、彼と話をする時間が無かったので、「後でゆっくり話をしよう」ということで、次の日に会う約束をしました。
Story2:彼のプロフィール
1回目会った時の道中に、私は「何者だ?」と疑っていたので、根掘り葉掘り聞いた結果のプロフィールがこちら。
・自称カナダ人(カナダ在住歴が長いから)
・生まれはエジプトだが、約20年間カナダに在住していて、現在転勤でエジプトに戻ってきて在住中
・今日(私と会った日)は仕事休み
・砂漠ツアーに一緒に行くなら、仕事を3日間ほど休める
Story3:2回目の彼との待ち合わせ
彼が指定してきた待ち合わせ場所は、大通りに面した、人通りが多い立地の、広々とした綺麗なゴージャスなカフェ。明らかに観光客向けのカフェで、中を見ても、お洒落な服装の観光客で賑わっていました。
地元人はほぼ入らないだろう、入るのが多少困難な金額のカフェです。
このカフェで話をするのかな…と思いながら、お店の前で彼を待っていると、彼が登場。挨拶して、お店に入るかと思いきや、彼は別の方向に歩き出します。
待ち合わせ場所から10分程度歩いた先は、人通りが少ないがらーんとした、殺風景で、あまり綺麗ではないお店。先程のカフェと雲泥の差のお店です。
お客さんは、地元人が数名。
店内で話すかと思ったら、誰も座っていないお店の外のテーブル席へ。
Story4:彼からのお話
席につき、落ち着いたところで、砂漠ツアーの詳細が彼から繰り広げられました。
【砂漠ツアーの内容】
・地元人のやり方で砂漠に行くから、旅行会社で申し込む砂漠ツアーより格安。
・日程は2泊3日
・砂漠に向かう手前の町に、彼の従妹が住んでいるから、その町にも立ち寄り、車を乗換えて砂漠に向かう
・砂漠で満点星空の下で、マッサージもしてくれる(水着着用)
この時点で1時間半以上経過。
疲れてきたので、「地元人と行く砂漠ツアー」に興味を惹かれましたが、旅行会社より格安とはいえ、高めなので、この人をどこまで信用できるか…と思い、悩んだ末砂漠ツアーをお断り。
すると、彼は、4000円程度の1dayピラミッドツアーの提案をしてきました。
【1dayツアーの内容】
・「○○」という場所で待ち合わせて、そこからラクダに乗ってピラミッドのある場所まで行く
・ピラミッドを散策
・ピラミッドの入場料は別料金
・ツアー代金はツアー当日払い
彼と話し始めて、もうすぐ2時間になります。
砂漠に行くより手軽だし、安いし、もう疲れたから、承諾して、さっさと帰ろうと決めて、翌日、彼と1dayピラミッドツアーの待ち合わせ場所と時間を決めて別れました。
Story5:宿のオーナーと初対面
2時間もずっと話を聞きっぱなしで、思考が疲れ果てた状態で、宿に帰宅。たまたま宿のオーナーと出会って、「こっちおいで、話をしよう」と、宿の玄関側にある彼のオフィスに連れていかれました。
「出身はどこ?」
「エジプトはどうだい?来るのは初めて?楽しんでる?」
と雑談が繰り広げられます。
「ピラミッドはもう行った?」
と、彼が聞いてきたので、まさに、明日行くことになった旨をオーナーに話しました。その自称カナダ人との出会いも含めて詳細に話をしました。
すると…
「それは騙されてる。危険だ。」
「過去にも砂漠でレイプ被害に遭ったアジア人がいる。」
「絶対に行くな。」
「行きたいなら、そいつを俺の前に連れてこい!でも奴は来たがらないと思うよ。」
「君が言う、明日の待ち合わせの場所も聞いたことがない」
「君が待ち合わせの場所に行かなかったとしても、彼は次のカモを探すだけだ」
とのこと。
Story6:旅仲間との出会い
オーナーにはそんな風に厳しく言われましたが、日本人は律儀な性格です。自称カナダ人の彼に関して、「やっぱり危ない人だったのか」と感じる一方で、「約束を無言でドタキャンするなんて、相手に失礼じゃない?どうしよう…」と悩む自分がいます。
この時の、私の宿はバックパッカー宿で、男女ミックスのドミトリーです。
部屋に戻ると、新しい旅仲間(イギリス人の男性、日本人男性)との出会いが待っていました。
話をすると、「みんなまだピラミッドに行ってない、明日行く予定」ということが分かり、それならみんなで行こうよ、という流れになったのです。
これは良いご縁or悪いご縁?
違和感
Storyを読まれて、あなたは、どこで違和感を感じましたか?
私が感じた違和感は下記の通りです。
・カナダから転勤でエジプト駐在ならエリートなはずだけど、暇人そう
・仕事をそんなに連続で急に休めるもの…?
・エジプト駐在のエリートが行かなそうなお店を選ぶ
・なぜ待ち合わせ場所と話す場所を変える必要がある?
・なぜ人通りが少ない場所で話す?しかも誰もいない店外
違和感というのは、なんか、「ん・・・?」としっくり来ない時に、感じるものです。言ってることは理解できても、なんか心が受け付けない感覚です。
結論
さて、自称カナダ人との出会いは、良いご縁or悪いご縁、どちらだと思いますか?結論、私は、彼との約束を無言キャンセルし、待ち合わせ場所には行かなかったので、真相は不明です。
ただ、旅を終えて分かったからこそ言えることは、
・彼が指定した待ち合わせ場所からラクダに乗っていくのはとんでもない距離
・ラクダの料金は700円くらいで乗れるから、彼の提示した金額は高額すぎる
・砂漠地帯の朝晩は本当に真冬!水着でマッサージなんて寒すぎてありえない!!
真相は不明ですが、当時の私にとっては、不要なご縁/適さないご縁(悪いご縁)だったと思います。
今回のガイドのサポートは何?
ガイドは、不要なご縁/適さないご縁(悪いご縁)と判断したら、その縁から遠ざけようとサポートをしてくれます。
今回のサポートでいうと、「宿のオーナー」の存在がそれにあたります。
オーナーは常時いるわけではないようで、彼に会ったのは、その晩1度きりで、それ以外姿を見かけませんでした。ガイドがあの晩、オーナーをあの場所に居させてくれて、そして、疲れ切ってるはずの私に、彼と話をするように仕向けてくれたのです。
そして、もう一つのサポートが「砂漠に行く予定の旅仲間」の存在です。
1dayピラミッドツアーと同じ日に、宿で出会った旅仲間もピラミッドに行く予定という状況。ガイドは、楽しそうな案を代わりに用意すれば、私が考えを変えるだろう、と思って、この旅仲間の存在を用意してくれたのだと思います。
ガイドはいつも見守ってくれている
このように、ガイドは、あなたにとって不要なご縁/適さないご縁(悪いご縁)と判断したら、その縁から遠ざけるサポートをいつもしてくださっています。
これは、良いご縁かな?適さないご縁かな?と思った時は、ぜひ、ご自身の身の回りに起こる出来事を注意深く観察してみて下さい。ガイドはいろんなサインやメッセージをくれていますよ。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
この記事が、あなたの参考になれば幸いです。
パワーストーンサイキックリーダー
内海藍
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